「錦絵が語る江戸の食」発売のお知らせ

「錦絵が語る江戸の食」表紙

著者「まえがき」より

本書は2001年3月に始まった『歌舞伎座メールマガジン』に第1回から連載を始めた「江戸食文化紀行」をもとに精選加筆して構成したものです。…錦絵は浮世絵の中の多色摺りの木版画のことで、明和2年(1765)に始まり、1枚十六文から二十文ほどで売られ、当時のかけそば一杯と同じくらいの値段でした。美人画、役者絵、風景画が多く製作され、庶民の江戸土産として人気があったといいます。…錦絵に添えた文章は、江戸時代の食生活を物語る文献を引用しながらまとめ、実生活を記した日記類を重視しました。また食生活の背景となる江戸の庶民の暮らし方についても、出来るだけ触れるように心掛けました。

『歌舞伎座メールマガジン』『歌舞伎美人メールマガジン』に連載され、多くの読者ファンを持つ「江戸食文化紀行」が松下幸子先生の精選加筆により書籍「錦絵が語る江戸の食」として発売されました。

食と、歌舞伎と、錦絵と。三代豊国(国貞)、広重、国芳…浮世絵師が描いた美しい彩色の錦絵から江戸の食生活と庶民の暮らし方があきらかになります。

書名 松下幸子著『錦絵が語る江戸の食』
判型・頁 A4判変型(270×210ミリ)、120ページ
印刷 フルカラー版
定価 本体2,800円+税
発行 遊子館
電話:03-3408-2286
FAX:03-3408-2180
刊行日 2009年7月17日

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