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「江戸落語を食べる会」円朝祭(柳家さん喬)が開催されました

8月1日(月)、歌舞伎座「花篭」で「第二十七回 江戸落語を食べる会」が開催されました。
今回は“特別企画・円朝祭”。柳家さん喬師匠による『福禄寿(ふくろくじゅ)』をお楽しみいただきました。

最初の演目は、古典落語『船徳』。遊びすぎて勘当され、船宿の居候となった徳兵衛が、あこがれの船頭になったものの、数々の失敗・・・。徳兵衛と2人のお客の珍道中に、客席からは笑いが絶えませんでした。
2席目は、お待ちかねの『福禄寿』。場所は深川、派手好きの兄「禄太郎」、真面目で商売熱心な弟「福次郎」。家族の絆や人情味が溢れる噺に、客席は一転、水を打ったように静まりかえりました。

「たった一言で、人間ってあんなに改心するものかな・・・」とさん喬師匠。「まだまだ変えていかなくてはならない噺。色んな噺家さんが、良い所を引き出してもらえれば」と締めくくりました。


蓮根とお刺身が師匠のお好み!
鮪や鯛のお刺身、キンピラ、酢のもの、天ぷら、ご飯にも蓮根入り!

噺の後はお楽しみのお食事。今回は、師匠のリクエスト「蓮根」と「お刺身」に応えた「師匠好み」。
「蓮根がふんだんで、お刺身も美味しい」と師匠もご満悦でした。


開口一番は林家たま平さん(左)と春風亭朝太郎さん(右)/お土産は伊場仙の「団扇」(中央)

「江戸落語を食べる会」の次回開催は9月29日(木)。
出演は林家たけ平で、演題は『目黒のさんま』、料理は「さんま御膳」。
詳しくはこちらをご覧下さい。

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