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「第32回 江戸落語を食べる会」(古今亭文菊)が開催されました

5月29日(月)、歌舞伎座3階 お食事処「花篭」にて、「第32回 江戸落語を食べる会」を開催しました。文菊師匠の独演会とあって、会場は超満員!

「「江戸落語を食べる会」も今回で32回目!月日の流れるのは本当に早い」と切り出した師匠。「こちらは“良いお客様”が集まるという事で、寄席の楽屋でも有名。私もやりやすいですね」と、和やかな雰囲気の中、会はスタート。

まずは当日のお食事を先にご紹介。


江戸の夏を彩った献立をお楽しみいただきました!

夏を前に、涼やかな「芝居弁当」をイメージ!
「茄子なます」「豆腐田楽」「蒟蒻の葱味噌煮」など江戸の食卓を再現した献立の他、「勘八のお刺身」といった、旬の素材を用いたメニューが揃いました。
甘味には、涼やかな「こおり豆腐」!

お噺の最初は、『四段目』。
歌舞伎に夢中になる小僧・定吉。奉公生活の中、芝居好きに降りかかる不運!哀れな定吉のセリフに、忠臣蔵の舞台の様子が目に浮かびます!

2席目は、吉原が舞台の『お見立て』。
しつこい客と、わがままな花魁。間に入って、右往左往する若い衆に、お客様も涙を流して“大笑い”!


左:お土産の「切腹最中」/中央:開口一番は金原亭駒六さん/右:師匠直筆の色紙

落語と食事が楽しめるのが、「江戸落語を食べる会」の醍醐味。
歌舞伎座厨房特製のお料理に、お客様もご満足でした。

次回は、6月27日(火)の開催。
出演は、桂文治師匠。演題は『井戸の茶碗』他。九州出身の師匠にちなみ、熊本産の食材を使った「歌舞伎座厨房特製」のお食事付!
詳しくはこちらをご覧下さい。

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