月替わり・お勧め

森義利作手拭いのご紹介

「合羽摺り」とは


世界的版画家、森義利氏の作品を歌舞伎座から!
江戸っ子の心意気を「合羽摺り」という独特の技法によって表現した森義利。
斬新な色遣い、生き生きとした表現が、美しい手拭いになりました。歌舞伎座だけの限定販売です。
お求めは歌舞伎座インターネットショップかおみせをご利用ください。

「合羽摺り」とは
「合羽摺り」とは

 合羽摺りとは、絵柄の形通りに切り抜いた型紙をあてて刷毛によって絵具を摺り込む方法で、中世以前にもみられ浮世絵などにも補助的にこの技法が用いられました。水分の多い染料や顔料を使うため、型紙には耐水性が要求され、現在では、薄く丈夫な和紙を数枚、柿渋で貼り合わせ補強した紙(渋紙)を用いています。

 技法の手順としては、まず渋紙に下絵を貼りつけ、鋭利な小刀ひとつで彫り上げ、彫り残した部分がばらばらにならないように、はじめから構成を考え、いわゆる“つり”とよばれるつながった線で表現します。これを黒線の主型とし、色摺りの部分は色別に摺り込み型を彫り、摺らない部分には防染のための糊伏せをし、摺り込み型で色差しをした後に主型で墨入れをします。墨を完全に乾かしてから、最後に水元で防染糊を洗い流せば完成となります。

 雨具のことを指す“合羽”。古くは油で耐水補強した桐油紙を使用していましたが、初期の頃の合羽摺りがその桐油紙を型紙として用いていたため、その名の由来があります。

森義利 版画家(1898~1992)
森義利  合羽摺り版画の創造者。世界的版画家。江戸のなごりを色濃く残した日本橋船町に魚問屋の長男として生れ、歌舞伎、武者、下町風物をテーマにした作品を多く残しました。作品は、東京国立近代美術館、ニューヨーク近代美術館、ボストン美術館首相官邸、高円宮家等、世界各地に収蔵されています。





HOME > 伝統の味とショッピング > 月替わり・お勧め