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碑の中央には勘亭流で「江戸歌舞伎発祥之地」
(大谷竹次郎題)
英文でも江戸歌舞伎発祥の地が説明されています。
昼休みの京橋。歩道のすぐ脇に碑はあります。(写真右手)
 寛永元年(1624)、猿若中村勘三郎が中橋(現在の日本橋と京橋の中間)に、猿若中村座の櫓をあげたのが江戸歌舞伎の始まりです。写真は、これを記念して昭和32年(1957)に建立された碑で、銀座と京橋を分かつ高速道路のすぐ脇にあり、すぐ傍らには「京橋大根河岸青物市場跡」の碑もあります。当時、この中村座の後に、市村座、森田座、山村座と続き、この四座が官許の芝居小屋でした。役者の氏神といわれた市川団十郎をはじめ、尾上菊五郎などの役者が絶大な人気を得、江戸歌舞伎は大衆文化の頂点に立ったのです。
 
 
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