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 クリスマスも終わり、街並みはイルミネーションから正月飾りに変わりつつありますが、歌舞伎座で新年の飾りといえば、まず「門松」があげられます。
 歌舞伎座では、12月25日に恒例の門松作りが行なわれました。
 
 大きさと美しさが自慢の門松ですが、歌舞伎座の門松は都内でもベスト3に入るくらいの大きさを誇り、竹などの素材も最上級のものを使用しています。
 ちなみに、水平に切られた竹の切り口は「寸胴(ずんどう)」と呼ばれ、今ではこの形が主流になっているようです。一方、斜めの切り口は「ソギ」と呼ばれています。
 すらりと伸びた竹に松をたっぷりと飾り付け、下の部分を俵と杉の皮で覆い、最後に縄を締めます。二人の職人による門松作りは3時間近くにおよびました。
 思わぬ光景に道行く人の 中にも写真を撮る人がチラホラ・・・。
 新年はすぐそこまで近づいています。  
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