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歌舞伎座の舞台はいつも華やか、今月の納涼歌舞伎も大いにお楽しみいただけます。
 
ところで、ご存知でしたか?歌舞伎座には“もうひとつの舞台”があり、そこでは小さな俳優達が名演技を見せてくれていることを・・・
 
ただいまの演目は、今年五月に大好評を博した 『勧進帳』。
 
本当にリアルで、本物と見間違えるほどのこの役者(実は紙人形ですが)達。その動きから衣裳に至るまで、とことんこだわって作られています。本当に、今にも動き出しそうですね
人形の名前は「壽於輔人形」。作者の花柳壽於輔さんは現在ニュージーランドに在住され現地の人々に紙人形作りを教えています。
えっ、この舞台はどこで見られるのかですって?歌舞伎座内を探してみてください。ヒントは、「地下食堂 花道」です。
ちなみに“演目”は時々変わります。なんと、壽於輔さんは年何回かこの人形のリニューアルのために来日されているのです。次はどの名場面が再現されるのでしょうか?
小さな小さな役者達の名舞台。ご来場の際のお楽しみの一つとして、ちょっとのぞいてみてはいかがでしょうか?こちらの舞台でも、皆様のご来場をお待ちしております。
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