バックナンバーへ
戻る
 これは一体歌舞伎座のどこでしょう?この写真だけで解った方は、相当な歌舞伎座通(つう)と言えそうです。この大きなパラソルの中を覗くと、ほんのり煙が立ち込め、『がらがら』と機械が石をかき回しています。そして一緒に回っているのが御存知『甘栗』!そう、ここは東銀座駅前、創業39年になる老舗の甘栗屋さんなのです。
 
 店の御主人、西井さんは大の演劇好き。今を去ること「?十年前」、東京大学文学部在学中に様々な舞台について学び、研究し、そして自らも舞台に立っていたとのこと!そんな学生時代を過ごしているうちに、当時お父様がやっていたこのお店を引き継いだそうです。
 
 そして西井さんが好きな事がもう1つ!御客様との『お喋り』なのです。このお店は、常連の方が多いうえ、様々なテレビや新聞、雑誌に紹介されているので、むしろ『お喋り』をしないで帰る人の方が少ないのです。そんな御客様に西井さんは、ほんの少し不器用な笑顔を添えて甘栗を手渡しています。
 
そんな西井さんから、クイズを1問!
Q『栗ごはん』の栗の色は『黄色』ですが、『甘栗』の色は『茶色』・・・。何故でしょうか?
答えは・・・。
栗をお買い求めの際に、そっと聞いてみましょう!
掲載情報の著作権は歌舞伎座に帰属しますので、無断転用を禁止します。
Copyright(C) 2003 株式会社歌舞伎座