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 皆様のお宅にも、こんな表示がありませんか?いわば建物の『名札』のようなものですが、実はこの歌舞伎座もちゃんと『名札』を付けているのです。それも通用口などではなく、かなり目立つところに付けていますので、次回ご来場の際には是非探してみて下さい!
 ヒントは12月から登場した『ある機械』のすぐそばにありますので、こちらも併せて御覧になって下さい!
 
ところで、この『名札』…。良く見ると2枚で1組になっている事にお気付きでしょうか?正式には左側の『銀座四丁目』と書かれた方を『町名表示板』、右側の『12‐15』と書かれた方を『住居番号表示板』と言います。
わざわざ2つに分けてあるのは、他の場所でも使えるようにする為の工夫と言う訳です。
 
歌舞伎座のある『東京都 中央区』では、東京オリンピックが行なわれた昭和39年に『住居表示に関する条例』が制定され、歌舞伎座の建物には昭和44年に初めて表示されました。
以来この『名札』は、街行く方々に『場外案内係』として活躍していたのですが、今後は『ある機械』の登場で、少々色の明るい『黒衣』となって、お客様を見守る仕事も担う事になったのかも知れませんね!
 
 

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