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今月6日(木)「盲長屋梅加賀鳶」開演前、「木遣り初め」の模様です。
たくさんのお客様が集まっていますね♪
威勢のいい「木遣り」が響く中、纏
(まとい)が舞っています。
「木遣り(きやり)」、本来は、読んで字のごとく木を遣り渡す(運ぶ)という意味ですが、威勢のいい町火消のお兄さん達に唄われる唄のことです。
もともとは大木など運び出す時、その力を一つにまとめるための掛け声、合図として唄われたものでした。
このように作業唄であったものが、寺社や家などを建築すること自体が慶事であったことからおめでたい唄として唄われるようになりました。
江戸の中期ごろには鳶職人の人達の間で盛んに唄われていたそうで、そのうち町火消が鳶職人を中心に誕生したため、木遣り唄も自然と町火消の中に溶け込み、受け継がれていったといわれています。
木遣り唄を唄う場合は、音頭をとる木遣師と、受声を出す木遣師が交互に唄います。
「よ〜お〜ん〜やりよ〜お〜」と始まる、今回の「木遣り初め」で唄われた「真鶴」(曲名)の他、江戸消防記念会の資料によると、地曲・くさり物・追掛け物・手休め物・流れ物・端物・大間など8種110曲があるようです。
この木遣り唄を大切に受け継いできた町火消の姿は、今回上演された「盲長屋梅加賀鳶」の他、「伊勢音頭恋寝刃」「神明恵和合取組(め組の喧嘩)」など歌舞伎でもよく登場します!!
 
 
場内ロビーで木遣りを披露してくれたのは、
江戸消防記念会 第1区6番組のみなさんです。
 

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