4月27日（月）、東京水辺ライン主催、歌舞伎座サービス(株)協力による「水上バスで行く 和楽器演奏と歌舞伎座厨房 特製「かべす」の昼食」が開催されました。

参加者は東京水辺ラインの抽選によって選ばれた80名。東京水辺ライン「両国待合所」に集合し、春の日差しを浴びながら隅田川遊覧をスタート！30分ほど遊覧を楽しんだ後、「明石町・聖路加ガーデン前」発着場で下船。「中央区文化財サポーター」の案内で歌舞伎座までを歴史散策。「浅野内匠頭邸跡」「築地小劇場跡」など、築地・明石町の歴史を訪ねました。

歌舞伎座までの歴史散策「築地小劇場跡」にて（左） 歌舞伎座ギャラリー（右）

歌舞伎座到着後、「歌舞伎座ギャラリー」で「四代目中村鴈治郎襲名記念展 がんじろはん！」を見学。続いて、3階「お食事処 花篭」で「望月太左衛社中による和楽器演奏」を堪能。「三番叟」や長唄メドレー「花尽くし」の演奏に加え、細棹・太棹の三味線の聞き比べや、楽器の説明、大太鼓の体験などを楽しみました。

望月太左衛社中による和楽器演奏（左）と歌舞伎座特製「かべす」（右）

昼食は歌舞伎座特製「かべす」に舌鼓！「菓子・弁当・すし」の頭文字から「かべす」と言われた江戸時代の芝居弁当を現代風にアレンジ。「豆ごはん」「アスパラ」「筍の木の芽和え」など春らしい食材を散りばめた弁当に加え、「鼓」をかたどった和菓子も好評でした。当日は天気にも恵まれ、参加された皆様は、江戸の歴史を体感できる企画を十分満足されたことと思います。