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【落語会リポート】「第70回文化庁芸術祭優秀賞受賞記念 古今亭文菊独演会」のようす

平成28年3月28日(月)開催の第24回「江戸落語を食べる会」は、「第70回文化庁芸術祭 優秀賞」を受賞した古今亭文菊師匠の独演会を歌舞伎座、お食事処「花篭」で再現!
落語の後には別会場でお祝いパーティーが行われ、いつもとは趣向を変えて開催されました。

演題は『湯屋番』と『子別れ』。『湯屋番』では、若旦那とお妾さんの色っぽいやりとりを、身振り手振りを交え、芝居がかった語り口で表現。その臨場感には思わず引き込まれます!一転『子別れ』では、親と子、別れた妻との情愛を、時にはしんみり、またおかしく・・・心に染みる人情噺をたっぷりと堪能しました。

「賞というものは、頂いたからゴールというものではなく、そこに止まらず、また新たな一歩を踏み出すきっかけなのだと思います。謙虚なんです・・・(笑)」と師匠。授賞式には仕事の都合で参加できなかったそうですが、そのエピソードや、師匠・古今亭圓菊の思い出なども、噺の合間に披露されました。

落語の後は会場を移動し、師匠を交えお祝いパーティー!“お客様全員にお礼を言いたい”と師匠は、各テーブルをまわり、お客様も大感激!

お楽しみの抽選会では、「色紙」「サイン入りCD」「落語会チケット」の景品に、当日使われた「扇子」も急遽追加、大いに盛り上がりました!当選者からの熱い抱擁(?)に師匠も笑顔で応えてくれました。

最後に、「本日はありがとうございます。噺家というのは、地道に日々精進していく、それが積み重なって、何とかなる商売。また新たな気持ちで日々精進していきます。」と挨拶。師匠の三本締めでお開きとなりました。


左:参加者と記念撮影も! 中央:お楽しみ抽選会の様子
右:お土産はこの会の為に作った風呂敷、師匠のサインと似顔絵入り!

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