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「二の午」祭り


 神社内奥の大地口行灯

二月十六日、前劇場でも恒例行事となっていた「二の午(うま)祭り」が、歌舞伎稲荷神社で行われました。
歌舞伎座では、興行のスケジュールにより、初午(注1)もしくは、二の午の日にお祭りを行います。


 歌舞伎稲荷神社での神事の風景

劇場東側、歌舞伎稲荷神社の周りを紅白幕で装い、お供物が供えられ、鉄砲州稲荷神社の宮司により神事が執り行われました。

新劇場では、多くの皆様に参拝いただけるよう、歌舞伎稲荷神社を劇場正面脇に設置。常日頃から、多くの人が足を止めて、お参りしている光景を目にします。

この日は寒空の中でしたが、ご観劇中のお客様が幕間に大勢参拝され、お神酒と歌舞伎座特製の白玉汁粉が振る舞われました。昼と夜、各300杯ずつご用意しましたが、あっという間に行き渡る盛況ぶりでした。


 場内木挽町売店内の地口行灯

また、初午にちなみ、歌舞伎稲荷の正面左右には、「右大臣・左大臣」の行灯、奥には「御狐様の白浪五人男の勢揃い」が描かれた行灯、二月興行中の劇場内の売店、木挽町広場には、風物の地口行灯が飾られ、お祭り気分を盛り上げています。

注1:二月の初午に京都伏見稲荷神社に祭神が降臨したと伝えられたことに由来。五穀豊穣・商売繁盛・子孫繁栄と、さまざまなご利益をもたらすと言われています。

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