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第三回「歌舞伎座花篭で学ぶ 江戸食文化紀行」が開催されました

8月27日、「ちくま大学」とのコラボ企画、「歌舞伎座花篭で学ぶ江戸食文化紀行」が開催されました。第三回目のテーマは「鰻」。
※「ちくま大学」・・・筑摩書房が各分野の第一人者を招き主催している社会人向け講座

講師はお馴染みの飯野先生。「今では“江戸前”といえば、寿司屋だが、元々は、江戸時代に蒲焼屋が使い始めた」という意外な話から始まり、江戸で蒲焼屋が繁盛した訳について、「調理技術の向上、タレの工夫とご飯との出会い、土用の丑の日」の3点を詳しく解説してくれました。

講演後のお楽しみ、食事は「うなぎ六枡」。
「鰻巻」「鰻ざく」「鰻茶碗蒸」など鰻三昧!
食べ比べで出された「蒲焼もどき」や、珍しい鰻の巻きずしなど、メニューも遊び心たっぷり、用意された日本酒との相性も好評でした!


写真左:「うなぎの印籠煮」(右上)や江戸時代の蒲焼を模した「蒲焼もどき」(右下)
豆腐を「蒲焼」に似せた精進料理「勢田豆腐」(左)
写真右:鰻、玉子焼、胡瓜、長芋などで手巻き寿司づくりも

飯野先生からも「バランスも良く、品数も多い。江戸文化が入り込んでいて素晴らしい献立」とのお言葉。
次回のテーマは“天ぷら”。「屋台で揚げる江戸時代の天ぷらの魅力について講演する予定」とのことです。

次回「歌舞伎座花篭で学ぶ 江戸食文化紀行」の開催は、後日ホームページでお知らせいたします。

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