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第四回「歌舞伎座花篭で学ぶ 江戸食文化紀行」が開催されました


写真左:屋台に並んだ天ぷらの“おかわり” 写真右:串に刺すのが江戸のスタイル!

3月31日(金)、歌舞伎座3階お食事処「花篭」にて、「ちくま大学」とのコラボ企画、「歌舞伎座花篭で学ぶ江戸食文化紀行」が開催されました。今回のテーマは「天ぷら」。
※「ちくま大学」・・・筑摩書房が各分野の第一人者を招き主催している社会人向け講座

講師は、毎度お馴染みの飯野先生。
“天ダネ”に適した、新鮮な魚介類が豊富だった江戸。「火事を避ける為に、屋台からスタートした“天ぷら”。その後、“蕎麦屋”でも提供され、徐々に普及していった」と、飯野氏。

「屋台では、“串揚げ天ぷら”が定番。壺に入った天つゆにつけ、大根おろしを乗せて食べるのが、江戸っ子スタイル」と、「天ぷらの歴史」について、食欲をそそられる内容が目白押しでした。


講演後のお食事は、もちろん天ぷら♪
当時人気の「コハダ」「芝エビ」「鱚(きす)」そして「鱧(はも)」の4種類!
会場に登場した「天ぷら屋台」では、お好みの“串揚げ天ぷら”をその場で召し上がっていただくなど、当時の様子を再現!

当日の一番人気は、今では珍しい「コハダ」の天ぷらでした。お客様からは、「胡麻油の香りが良く、骨までカリッとして美味しい」と、好評でした。

次回のテーマは“すし”。
“押しずし”がその後“握り”へと発展していった“すしの歴史”について紹介する予定です。
詳細はこちらをご覧ください。

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