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第1回「居酒屋の誕生」が開催されました


熱燗付き!酒の肴にピッタリのお食事は好評でした!

8月4日(金)、歌舞伎座3階お食事処「花篭」にて、「ちくま大学」とのコラボ企画、「歌舞伎座花篭で学ぶ江戸食文化紀行」が開催されました。
2回にわたってお届けする「居酒屋の誕生」。初回のテーマは「江戸の居酒屋の生い立ちと賑わい」です。
※「ちくま大学」・・・筑摩書房が各分野の第一人者を招き主催している社会人向け講座

お馴染みの飯野先生とあって、満員御礼!
幕府が開かれ、急速に城下町として発展した江戸。城や街づくりに全国から多くの男性が集まり、江戸中期には実に2/3が男性・・・
「お酒が飲める所が欲しい!」という、切実な願いが居酒屋の誕生へと繋がります。

「酒屋で酒を飲ませる“居酒(いざけ)”が居酒屋の始まり。」
江戸の街には現在と同じくらいの人口比率で居酒屋が存在し、「当然、酒の肴を工夫する店も登場し、繁盛するようになった。」と、飯野先生。
「大きな“田楽”と、お酒も多めに、しかも原価で提供し、行商人、中間、小物や駕籠かき、船頭、日雇などが大勢押し寄せたところも。」「居酒屋の方は、酒の“空樽”を売って利益を得ていた。」
こうした「酒場で人々の親睦がはかれるという“場”」が今の居酒屋へと発展してきた。


講演後は、辛口の熱燗に、酒の肴を揃えたお食事♪
「甘鯛の煮付け」「大根煮付け」「胡麻味噌」「豆腐田楽」など・・・ついつい、お酒もすすみます!

お客様からは、「講義の前からお酒をいただきました・・・堅苦しさがなくて、とても楽しい」「毎回料理がたのしみ。次の会も予約しました」と、好評でした。

次回の開催は10月30日(月)。テーマは“江戸っ子が呑んだ酒と肴”。
なぜ江戸の酒がうまかったのか、なぜ燗が好まれたのか。食べられていた肴についても紹介する予定です。皆様のご参加をお待ちしています。

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