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「第二十五回 江戸落語を食べる会」(出演 桂文治)が開催されました

5月29日(月)、歌舞伎座お食事処「花篭」で「二十五回 江戸落語を食べる会」が開催されました。
今回の噺家は、「江戸落語を食べる会」最多の5回目となる桂文治師匠。



一つ目の演目は『親子酒』。禁酒中の父と息子が、お酒に手を出してしまう落語。お酒を美味しそうに飲みながら、塩辛をつまむしぐさや・・・師匠の飲みっぷりにお客様も抱腹絶倒!おかげさまで休憩中の日本酒の売れ行きも好調でした!
続いてお待ちかねの『蛙茶番』。歌舞伎でもおなじみの『天竺徳兵衛』を題材にした落語。「途中に芝居が入るのがうちの形。他の人は芝居を省略してしまう。お囃子やツケが入って、お客さんも良い雰囲気。やっているほうも乗せられました」。名台詞にお客様も盛大な拍手!さすが、十代目桂文治が、最後に当代文治に伝えた噺です。


「かべす弁当」


芝居噺に因み御料理は「かべす弁当」。「かべす」とは江戸時代、芝居茶屋から見物席に運ばれた「菓子」「弁当」「寿司」それぞれの頭文字をとったもの。現代向けに、アレンジを加えた「かべす御膳」は、歌舞伎座厨房ならでは。お土産はオリジナル手拭い。師匠直筆の蛙の絵を染め、赤・緑・紺の3種類ご用意しました。


 左:お土産の手拭い/中央:開口一番は桂たか治さん/右:師匠直筆の色紙

7月は落語会が目白押し!
30日(土)は「春風亭一朝による江戸前学」「桂三四郎 英語落語会」、31日(日)は「なつやすみファミリーらくご」。ぜひお楽しみに!

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