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「歌舞伎と浮世絵~歌舞伎絵暦と復元役者絵を楽しむ~」を開催しました!

11月29日(火)、歌舞伎座3階お食事処「花篭」にて、
「歌舞伎と浮世絵〜歌舞伎絵暦と復元役者絵を楽しむ〜」が開催されました。

講師は、“歌舞伎座のカレンダー”として長年親しまれている「歌舞伎絵暦」の企画・構成・解説を毎年担当している新藤 茂氏。

「歌舞伎絵暦に使われている絵には、かつての鮮やかさを取り戻す為「色」の復元や、修正などを行っています」と新藤氏。劣化などで色があせた原画と復元後の錦絵を実際に比較しながら、解説が行われました。

新藤氏は、「例えば、服などで良く使用される紫色は、退色しやすい。一方、ベルリンブルーと呼ばれた紺色の西洋塗料は、あまり退色しない」。そのため、「色に応じ、明るさや暗さといった度合いを変えるのが、技の見せ所!」と、復元のコツを披露!


講演後の会場では、「歌舞伎絵暦」に加え、錦絵復刻のノウハウを活かして作成した「復元役者絵」(来年2月新発売)の先行販売も行われ、そちらも好評でした。

※「歌舞伎絵暦」は歌舞伎座公式インターネットショップで購入できます。
 お求めはこちらから!

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