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「歌舞伎と手仕事」が開催されました!


上段左から、職人とデザイナーのコラボで生まれた新商品の展示、江戸組紐の体験、歌舞伎衣裳の展示
下段左から、江戸切子の体験、春風亭三朝さんによる落語、墨流し染めの実演

東京の伝統工芸品の魅力を国内外へと発信すべく、東京都及び東京都中小企業振興公社によって設立された「東京手仕事」プロジェクト。今回、初の試みとして8月1日(火)~3(金)の間、歌舞伎座3階「花篭」で「歌舞伎と手仕事」が開催されました。

伝統工芸のワークショップの他に、トークショーや落語の高座、歌舞伎座舞台の裏話、そして和装コーディネート講座など内容盛り沢山のイベントです。

初日のゲストは、落語家の春風亭三朝さん、歌舞伎衣裳の染めを手掛ける(株)石山染交の石山祐司さん、歌舞伎俳優の市川笑也さん、きもの研究家の須田久美子さん。

石山さんは、衣裳ができるまでの工程や、劇場のライトの色により衣裳の色が違って見えるなど、興味深い話を多く披露。

続く笑也さんは、「着物を間近で見たい」と、国立劇場の歌舞伎俳優研修生になった事や、厳しかった当時の想い出など、楽しい話に場内も拍手喝采!なかでも「日本の伝統工芸品をぜひ使って・・・それが伝統を支える一番の手助けです。」「同様に伝統芸能の落語や歌舞伎も、ぜひ観てください。それが次の世代への継承に繋がる。」というお話が印象的でした。


須田さんからは、「歌舞伎観劇は、ぜひ一番良い着物で!」と、観劇におすすめのコーディネートを紹介していただきました。


左から、(株)石山染交 石山祐司さん、市川笑也さん、きもの研究家 須田久美子さん

続いて行われたワークショップでは、江戸切子のグラス製作、組紐ブレスレットに墨流しハンカチ制作など、伝統工芸品の製作を体験!

参加者の皆さんに、先生方も熱心に指導。
手仕事の魅力を改めて発見するイベントとなりました。

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