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「鉄道落語会」(古今亭駒次)が開催されました

より気軽に、リーズナブルな価格で落語を・・・。新たな企画「歌舞伎座落語会」が始まりました。
従来の「江戸落語を食べる会」とは違い、“二ツ目”の噺家さんによるイベント!
初回は、古今亭駒次さんによる「鉄道落語会」と銘打ち、8月29日(火)歌舞伎座3階お食事処「花篭」にて、開催しました。

当日は、100名を超えるお客様で、鉄道ファンや女性、子供の方も・・・おかげさまで会場も満員御礼♪
会場に入ると『あずさ2号』や『私鉄沿線』などの曲も流れ、“鉄っちゃん”には堪らない企画です♪

お噺の最初は、『鉄道戦国絵巻』
時は、鉄道各線の競争が激化する現代。大手私鉄が戦国時代の戦(いくさ)さながらに、闘いを繰り広げる噺。次々と、助っ人も馳せ参じ、戦いに挑むも・・・ついには小兵の電鉄が、“新幹線”の人質になるという危機的な状況に!


当日は満員御礼!

2席目は、『10時打ち』。
東京駅でマルス(指定券予約端末)操作の名人、駅員の谷口さん。人気寝台列車の1枚の切符をかけ、駅員と鉄道ファンの熾烈な戦いの狂騒劇。

3席目は、『都電物語』。
かつて東京中を路面電車が走っていた時代。“花形路線”であった品川~上野間の都電一番電車。
「三越の前を曲がって日本橋に向かう所・・・の向かいに包丁の木屋があって」沿線の様子が細やかに再現される中、真面目な運転手と、勝気で妙にコーナリングに拘るOL客のかけ合い。憎まれ口をたたく彼女も、実は運転手に恋を・・・。

臨場感たっぷりの現代の「鉄道戦国」バトルに、「みどりの窓口」での端末操作、運転席のハンドル操作など、まるで本物の駅員や運転士の細かな動きの実演も!駒次さん迫真の噺演技に会場からは、大きな笑い声。特に会場のお子さんは大喜び、大盛況の落語会は、あっという間にお開きとなりました。

「お客さんのノリが大変良かったです!」と駒次さん。歌舞伎座での落語で実は緊張していたと・・・。「老若男女問わず、多くのお客さんに喜んでもらえて、本当にやりがいを感じました!」

歌舞伎座落語会、第2回目は平成30年の1月30日(火)開催予定です。
出演は、「なつやすみファミリーらくご」でお馴染みの桂宮治さん。お楽しみに!


希望の方にはお飲物もご用意♪

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