「第59回 江戸落語を食べる会」(柳家権太楼)が開催されました

更新日:2019.11.28
諸般の事情でサイトアップが遅れましたが、10月30日(水)、歌舞伎座「花篭ホール」で開催された「第59回 江戸落語を食べる会」を紹介いたします。
開口一番のまめ菊さん(左)と市坊さん(右)
開口一番は、お二人。
古今亭まめ菊さんの『金明竹』、柳亭市坊さんの『真田小僧』。
旬な噺家の登場に大きな拍手!会場を盛り上げます。

続いてお待ちかね柳家権太楼師匠の登場!
長講『居残り佐平次』を堪能しようと心待ちの観客を前に、最初のひと言が「お待たせしました、前座2席で飽きたでしょ(笑)」の一言にドッと笑いが起こります。

お金もないのに品川の廓で遊び、勘定になると“なんだかんだ”とごまかして、居続ける佐平次。閉じこめられた布団部屋から抜け出して、他人の座敷で巧みな話芸で人気者に。
お調子者の佐平次は、師匠にピッタリ。“はっちゃけた”仕草に場内は大爆笑!
芝居の台詞のパロディーや、粋な小唄の披露には、お客様も大喜び。

お食事は舞台となった品川にちなみ「芝海老」や、品川発祥と伝わる「鉄火巻き」、噺に出てきた「鰻ちらし」も!
お土産は「品川巻き(おかき)」と『居残り佐平次』づくしをお楽しみいただきました。
師匠の色紙(左)/お土産の「品川巻き(おかき)」(右)

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